迷いネコのお話

ジューンベリー

2018年11月26日 07:39









数週間位前のお話・・・



お店の敷地内で 子ネコの鳴き声が・・・

明らかに助けを求めている必死な鳴き声。


姿が確認できないので、

大きさも、状態もわからない

それに、私はイヌ派であり、ネコのことはさっぱり知らない。

そのうち、親ネコか飼い主さんがお迎えに来るかと思い、

しばらく放置しておくも、

鳴き声が気になる、気になる。



子ネコを探してエサをあげるべきか、

そのまま放置しておくべきか・・・

どちらの行動も、罪悪感に苛まれる選択・・・




結局、数時間放置してみるが、

一向に鳴き止む気配もなく(むしろ大きくなる一方)

鳴き声のする方へ

そーっと近づくと、子ネコの姿を発見!

予想していたものより、大きかったけど、子ネコだった。

でもサーっと逃げられた
(逃げれるなら元気あるじゃんと思ったが)

夕食の食材を買うついでに

子ネコ用の缶詰を購入し、あげてみた。


ここまでくると、私も腹が据わり、

捕獲して、病院に連れて行き里親を探す覚悟も持った。

1分もしないうちに、匂いを嗅ぎつけたのか、

一気にむさぼるように皿の中のエサを食べつくした。
(やっぱ元気じゃん 笑)

おかわりのエサと水も置くが、こちらも一気に食べた。

ちょっと安心。

でも、ここで問題が・・・

子ネコをどうやって捕獲するのか?

そもそも、ネコというものは

「おいで」と呼ぶと来るのか???




とりあえず、1日 様子を見ることに・・・

定休日の水曜日をはさみ翌日、子ネコの姿はもうなかった。

親ネコが迎えにきたのか、元気になって安心して住める場所を探しに行ったのかはわかりませんが。



めでたし、めでたし・・・と思いきや、

まだ泣いている人達が・・・

実は、子ネコを探すとき、フェンスにスカートをひっかけてしまい

「ビリ」っと

まだ1回しか着てないし、泣くに泣けず。

「なんで、こんなところを破くの?」と私は仕立て屋さんに怒られ

「このお直しは難しいんだからね!」と半分怒りながら、お直しを泣く泣くやってくれています。


子ネコは鳴き止んだのですが、

私と仕立て屋さんが泣いてます・・・

とんだ迷いネコ事件でした・・・


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